RAN & M@STAR

個人的探求とアイマスの世界を語ります。

"VTuberコンテンツを記す" #1 『キズナアイのBEATスクランブル』第2回を見た!

さて、わしの外向けブログ『RAN & M@STAR』。
第1回は、『キズナアイのBEATスクランブル』第2回について語ります。

私は以前よりTwitterで言っている通り、キズナアイの視聴者としては初期の動画から見ており、古参でもあります。
そんな私にとっては、VTuberブームとかこうやってアイちゃんが外へどんどん発信されていく光景は当時からすれば驚きでもあり、感激です。
今回はそんなキズナアイ冠番組、『BEATスクランブル』について。

第2回の放送では、アイちゃんは1970年に放映されたアニメ、『みなしごハッチ』の実況を行いました。
今回は、実況とはいっても、いわゆるニコニコ動画に投稿されているシリーズ、「海外の反応シリーズ」に登場するYouTuberのようにアニメに対してシーンごとに反応していくという内容でした。
dic.nicovideo.jp


今回、放送にあたってすごいのは、
1. アニメーションに対して反応をするだけの内容を番組コンテンツとして成立させている。
2. 正規のライセンスを用いてアニメを実況している。
という2点です。

1点目については、ここまで規模の大きいものは前例がないと思います。
確かに、『マツコの怒り新党』のようにアニメーションや動画を流し、それについて反応したカットを交え、番組を進めるようなものもありましたが、番組時間ほぼまるまるこのような実況のコーナーに費やした番組というものは早々ないと思います。
また、この点にあたっては『潜入!リアルスコープ』にあったような映像に対してオーバーな反応を見せるような演出はなく、YouTubeで見れるようなアイちゃんらしい反応を見せ、番組を進めていく様はしっかりキャラクターを番組スタッフが理解しているものであるとわかります。キャラクターを守るということは、普段YouTubeを見ている人やまだ見たことがない視聴層が「キズナアイとはどういう子なのか」ということがわかる、VTuberがテレビに出る上でのプロモーションの模範例だと思います。

2点目について。
前述にあるような「海外の反応シリーズ」というものは基本的というか、ほぼ例外なくほどんどが実況をするうえでライセンスの許可を得ていません。
これについては、私も動画活動をしている見であるため、偉そうにはいえませんが、あまり褒められたことではありませんし、のちに問題になることもあります。
しかし、今回実現した実況では、「YouTuberが正規のライセンスの上で実況した」という状況が出来上がりました。
大人とお金が動いた結果であるともいえますが、まだまだ職業として認められないYouTuberが日本でこのような企画を通せたことは意味のあることだと思います。
もちろん、今回実況をしたことで「はっち」がどのようなアニメなのか、「世代を超えて知ってもらえた」と思います。
番組説明にも「世代を超えて」をキャッチコピーにしていますし、この点においても企画として成功していると思います。

私は、とにかく今回の企画はYouTuberがテレビに出るうえで何が企画で必要なのかといういい例を作ってくれたと思っています。
(ただ、音響マンの端くれとしてはノイズあったの気になったかなぁ…)
引き続き、シロちゃんのサイキ道と共に『BEATスクランブル』も見ていこうと思います思います思います…

以上、old_moon (@ran_koga_mas)がお送りしました。
ではでは。